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青雲を駆ける 2

 鶏には不思議な習性がある。産卵期に入った鶏は、ほぼ一日に一個のペースで卵を産む。

 そしてそれは大体五個ぐらい溜まるまで続けられる。それぐらいまでは数える頭があるのだろう。

 そこで飼い主が卵をそっと一つ盗む。鶏は盗まれたとは気付かずに、まだ四個しか産んでいないのか、とまた卵を産む。

 あとはいつ盗まれたことに気付くかだ。わずか二、三回で気づいて産まなくなる鶏もいれば、三十個以上産み続ける鶏もいる。

 ちなみに卵が六個以上溜まった状態で一つ盗っても、新しい卵が産まれることはほとんどない。十分卵がある、五個あると思っているのだ。やはり、五個以上数えることが出来ないのだろう。

 

青雲を駆ける 2 (ヒーロー文庫)

青雲を駆ける 2 (ヒーロー文庫)

 

 野鍛冶の知識を持った主人公が異世界に転移してしまったお話も二巻目。

現代の知識を使って村を発展させていくのだが、鶏が五個以上の数字を数えられないとは知らなかった・・・。

 鳥頭という言葉は数字が五個以上数えられないという意味だったのか。

 

 

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