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虫籠のカガステル 1

 「オレさ、ほとんど憶えてないんだ。ここがまだ壊れてこんなになっちゃう前のこと。

 オレが大人になった時、思い出す故郷はここなのに、それが本当はどんなカタチをしてたのか思い出せないのは悔しいって、じーちゃんに言ったらさ。

『この夕焼けをよく見とけ』

『今も昔もE-05で一番夕日がキレイなのがお前の故郷だ』って。

 この景色がオレの家なんだ。

 いつかこの場所も住めなくなって離れる日が来ても、オレは将来オレの故郷を思い出せる。

 悲しいとか悔しいとかじゃなくて『キレイなところだった』って胸を張って思い出す」

  

虫籠のカガステル 1 (リュウコミックス)

虫籠のカガステル 1 (リュウコミックス)

 

 人が突然巨大な虫に変身する奇病が蔓延する世界。

人類が虫を駆除する方針を決めたのは、すでに世界の三分の二の人口が虫に食われた後だったーー。

日本よりもフランスで人気が出てフランスで最初に書籍化がされ、フランスでは学校指定図書にもなっている人気作らしい。

日本ではこの手の作品としては「進撃の巨人」とかヒット作がすでに沢山あるから、フランスほど評価されるかどうか・・・。