読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

赤白つるばみ 下

どこかの国の誰かの不幸が、たまたま目に入ったら

可哀想ね、と言うけれど

 涙だって流すかもしれないけど

私たちの感覚は、どんな刺激にも、瞬く間に慣れてしまうから

いとも容易く忘れるの

だって同じでしょ? 何も変わんないでしょ?

私の卑近な悩みと、彼等の崇高な胸の痛み

どちらもどうにもならないことに於いて

何の違いもない

 

赤白つるばみ 上 (愛蔵版コミックス)

赤白つるばみ 上 (愛蔵版コミックス)

 
赤白つるばみ 下 (愛蔵版コミックス)

赤白つるばみ 下 (愛蔵版コミックス)

 

 しかし、そうは言いながら後書きで作者自身が2011年3月11日以降のお話は描けないと言っちゃうあたりが、創作の世界においても、誰かと、もしくは現実世界と関わりがないお話なんてないんだなあと実感させられる。

 

 

広告を非表示にする