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アラベスク 完全版 第1部2

「たとえばだ。ラーラが踊りの解釈をまちがっていたとする。 その時は一言いえばいい。彼女は一度でこっちが要求 していた踊りを踊ることができるんだ」

「へぇーっ、やっぱり天才だな。ノンナは?」

「だめだ、なかなか踊れん」

「とすると、実力じゃやっぱりラーラが上なのかねェ」

「一度で完璧に踊れるということはおそろしいことだ。

 なぜなら・・・・・・そこまでだからだ」

「そこまで? どういうことだ」

「一度で完璧には踊れないものは、10回踊るとすれば10回努力する。20回なら20回努力する。全力でね。そしていつか要求したもの以上を踊ることになるんだ。それはもうずっとつづく。踊りつづけているかぎり」

「それが・・・・・・ノンナか!? 

 ふむ、おもしろい。みえる天才とみえない天才・・・・・・か」

 

 バレエマンガの傑作、至高のバレエマンガと言われる「アラベスク」、今まで読む機会なかったけど、まさに噂通りの傑作でした。

特にパリオペラ座の天才少女マチューが若くして白血病で亡くなるまでの描写が素晴らしかった。