思春期マンガの傑作 逢沢りく 下

「君は・・・君はいつも自分を必要としている人を自分に引き寄せてその後、思いっきり突き放す。

 そして相手が傷ついてるのを見て安心してるだろ。

 相手の傷が深ければ深い程、自分が必要とされてると思ってる。

 でもそんな事続けてたら持たへんよ。

 君自身の傷は深まるだけだし、本当に君が必要としている人は遠ざかっていくばっかりやで・・・」

  

逢沢りく 下

逢沢りく 下

 
逢沢りく(下) (文春e-book)

逢沢りく(下) (文春e-book)

 

  

逢沢りく 上

逢沢りく 上

 
逢沢りく(上) (文春e-book)

逢沢りく(上) (文春e-book)

 

 まごうことなく思春期マンガの傑作である。

このマンガをそのまま実写の映画にすれば日本アカデミー賞の作品賞を総なめにするかもしれないレベルの傑作である。

子どもから大人からおじいちゃんおばあちゃんまで全ての登場人物に意味があり、必然がある。

こういうマンガが読めるから、未だにマンガを読み続けているんだなあと実感した。