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バーテンダー 3 出会い編3

「『幸福な家庭は、みな似通っているが不幸な家庭は不幸の相もさまざまである』」

「は? 何よそれ・・・」

トルストイアンナ・カレーニナ』の冒頭。人の不幸には他人には分からない、いろいろな形があるってこと」

「不幸の・・・形?」

「お客様の中には威張ったり、からんだり、自慢したり、時には怒鳴ったり・・・そういう形でしか心の中をバーテンダーに伝えられない人もいる。

 幸福な時のカクテルは一杯だけでもいい。何を飲んでも美味しいから。

 でも・・・・・・不幸の形が100あるなら・・・ボクは不幸を癒す100のカクテルを作るバーテンダーになりたいと思う」

 

バーテンダー 3 出会い編3 (集英社文庫 な 60-3)

バーテンダー 3 出会い編3 (集英社文庫 な 60-3)

 

 一杯のカクテルと共に語られる様々な人の思い出ーー。

そして、それを繋げるのはひとりのバーテンダー

 

銀座には2000軒ものバーがあるとのことで、そのすべてに行った人はいるのかなあと思いました。