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サイハテの救世主 PAPERII:黄金火山と幸福の少女

「国は必要だろ、どんな人間にもな」

「ぼくには必要ない」

「お前は、人じゃないからな・・・・・・」

(中略)

「お前は、ただの天才だ」

「・・・・・・」

(中略)

「でもーーどうやら、少し人間に近づいてるみたいだけどな」

 人以下に落ちぶれただけだーー。

 そう言うよりも先に、ジュニアが青い瞳で葉を見た。

「だったら、帰る場所が必要になるさ」

 

 かつては世界有数の天才だったが、今ではその才能も失われただのポンコツになったと自虐する少年。

しかし、北海で世界を破滅に導く規模の海底火山が噴火間近になり、元天才少年が再び事態の解決を求められるのだがーー。

 

デビュー作から一貫して天才を書きつづける岩井恭平ラノベ界の森博嗣なんじゃないかなと個人的には思っている。

しかし今作では主人公がその天才故の異常性をさらけ出す。

火山の噴火をコントロールできる唯一の少女を不死の怪物に改造してしまう。

更にはその少女に対抗する為に、たまたま隣にいた知人も同様に改造する。

あまりのマッドサイエンティストぶりに読者もドン引きだったのか、三巻であっさり打ち切り。

天才の描写って難しいんですね・・・。

 

 

 

kaitoster.hatenablog.jp