ゼロから始める魔法の書 (2) ―アクディオスの聖女 (上)―

「ゼロは、おじさんの事が好きなの?」

「無論だ。好きでなければ、どうして一緒に旅などできる? なにより、一度傭兵の毛皮に埋れてもふもふしながら寝るとな、そこらのベッドでは安眠できなくなるのだ」

「つまりは寝床扱いじゃねーか・・・・・・いいか、テオ。女の〝好き〟を本気にすると泣きを見るぞ」

「馬鹿を言うな、傭兵。本当に寝床扱いをしているのなら、我輩はとっくに君を殺してその毛皮を剥いでいる」

 

 昨年の電撃大賞受賞後二作目。

主人公が虎の獣人なのに、出会うヒロインに必ずモテモテになるのは何だかすごい違和感があるのだがそれがラノベならではなのかな。

一作目も読んだけど、特に語ることもない地味な内容だったのに比べると、

二作目は、着実にスケールアップしていて面白くなっていますね。

今後に期待の作家さんかと。