GJ部(グッジョぶ)4

「私の個人的な意見を言ってもかまわないなら、私欲のない独裁者が全権を担う独裁制というものが、もっともうまく機能したシステムに思う。たとえば二千五百年も昔の古代ローマ文明は、六か月という期限付きの全権統治者である独裁官制度というものを持っていた。六か月という期限付きで、なんでもやれる権限を持つわけだ。誰も彼に反対できない。誰も彼の改革を止められない。しかしまた同時に、彼が六か月後にその権限を失うことは誰にも止められない」

 ほー。へー。はー。京夜はただ感心していた。

「まあその優れた制度も。私欲を持った者が無期限の終身独裁官となったせいで、五百年と保たずに崩壊してしまったけどね」

 

日本のグダグダな民主主義を見ていると、こういう期限付きの独裁政治の方が遥にマシに見えてくるのが困る・・・。

 

GJ部(グッジョぶ)4 (ガガガ文庫)

GJ部(グッジョぶ)4 (ガガガ文庫)

 

 せっかく女子4人、男子1人という部活にいるのに、女子部員の協定という理由でバレンタインデーにチョコもらえない主人公が不憫すぎる・・・。

 

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