アンダカの怪造学V 嘘つき魔女の見つめる未来

「人間は・・・・・・強い生き物です。おそらく、地球で最も〝大丈夫〟なのです。だから他の命をこうして、花壇に閉じこめて弄ぶ」

 ぶち、と雑草を抜き、罠奈は遠くのほうを眺めた。

「どの命が生きるべきか、選ぶ人間の傲慢さが哀しい。雑草を抜かなければ花は栄養を喪い、生きられない。全ての命を救えないのは・・・・・・哀しい。どうしてなのでしょう、私たちは、どうしてあらゆる貴い魂を守れないのでしょうか」

 舞台女優のように嘆き、ぽつりと彼女は声を漏らす。

「弱いから・・・・・・なのでしょうか」

 

 アンダカの怪造学五巻は文化祭編。

もちろんただの文化祭編ではなく、代理戦争が裏では始まっているのだがーー。

異世界の大公4人中、未登場の残りの2人が出てくるんだけど、予想以上に小物だったのが何か意外。最後にはラスボスにあっさり乗っ取られているし。

 

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