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疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女

 大股で 部室に入ってきた暁美と、両手で牛乳を飲む記憶喪失の少女との目が合った。

 少女の目が、暁美の高校生離れした豊満なバストで止まる。

 そして、言う。

「クダモノが二つ」

「この無礼者は誰だ! ぶん殴っていいか!」

 暁美は意外と自分の巨乳を気にしているらしい。突然怒り出した。

 

疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女 (ファミ通文庫)

疾走する思春期のパラベラム 灰色領域の少女 (ファミ通文庫)

 

 「俺の心の闇を、返せ!」

「そんなもの」

 一兎は強く言い放つ。

「ないのが一番に決まってるだろ。お前の人生は悲しいかもしれないけど、その悲しさに溺れてどうするんだよ」

 

なんというか登場人物のトラウマのひどさにドン引きする。

この作者の特徴なのかもしれないけれど、残酷描写が明らかにラノベというカテゴリからは外れているんだよね・・・。

だからなのか、この作者の作品の感想を検索しても毀誉褒貶真っ二つという印象。

好きな人にはたまらない作風なんだろうけど。