Dクラッカーズ〈4〉乱‐rondo

「(中略)私たちは一人じゃ生きていけないわ。毎日の食事、衣類、住まい。誰だって一人では用意できない。だから私たちは生きていくための仕事を分業し、社会を作ってるの。お金があればいいと思ってるかもしれないけど、お金とは本来、仕事の代価である証明に過ぎないわ。社会に貢献してお金を稼ぎ、そのお金を使って社会から恩恵を受ける。いまあなたたちが使ってるお金は、あなたが社会から獲得したものじゃないでしょ? それは誰かが貢献した、その余り分であって、本来あなたがその人の働きでいい目を見ることは筋違いなのよ。自分は他人に迷惑をかけないから一人で勝手に生きていく、なんてのは、仮に可能だとしても、正しい事じゃない。みんなの決めた決まり事に背くことは、背くという行為自体で、すでに迷惑をかけてるの。この世界で生きていく以上、誰であろうと、社会に向き合わずに生きていくことは許されないのよ」

 

 

アニメ化された 「東京レイヴンズ」の、あざの耕平による初期代表作と呼べるドラッグジャンキーラノベ

脱法ドラッグによる事件が多発している現状にピッタリなラノベかもしれない。

「時代を先取りしすぎた。10年早かった」と作者は後悔していたりして。