ある日、爆弾がおちてきて

「生きてるのって、すごくたいへんよね。先が見えなきゃ不安だし、かと言って、見えちゃったらゼツボーだし、”未来”とか”将来”のことって、どっちにしても苦しいばっかりだよ」

「・・・・・・なに言ってるんだよ、広崎・・・・・・」

「だからみんな、目先のことに一生懸命になって忘れたふりをしてるけど、でも、ほんとはみんな思ってるよーー『誰かが終わらせてくれないかなあ』って」

 (中略)

「・・・・・・だから、あたしたちで終わらせちゃおう。未来なんかどかーんと吹き飛ばして、きらきらした現在だけを永遠にするの。みんな『そのほうがいい』ってよろこんでくれるよ。よろこぶ暇もないけれど」

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)

ある日、爆弾がおちてきて (電撃文庫)