夜さん 1

「両親に縁戚の家へ行けと勧められた時、ああ、もう自分は必要ないんだと諦めてしまいました。自分の事など、もう誰も見てはくれないんだと・・・・・・。それからは自分の殻に閉じこもり、人の好意を信じられず、折角掴んでくれた手を、何度も振り払いました。ようやく・・・・・・掴み返そうと決めた時にはもう遅かった・・・・・・。ですから晨君は、この悪い例を教訓にですねーー・・・」

「悪いなんて思わない」

「え・・・」

「悪いなんて思わないよ」

「--・・・」

「後悔無いよう上手く生きるなんて思ってたって出来ねぇもん。たまには真っ黒も良いと思う。真っ黒じゃないと見えないものもあるし・・・」

「例えば何です?」

「ほ・・・星とか」

夜さん 1 (ゼノンコミックス)

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