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レビウス 1

「いいかい、ザック。想いや根拠が複雑に入り組んで、形が上手く捉えきれなくなった力こそ、才能と呼ぶにふさわしいのさ。

 自分を簡潔に説明できるヤツなんて所詮二流が良いとこでね。

 本物はね、簡単には理解されない。

 天才って言われる連中はね、だから得てして孤独なんだよ」

 

レビウス 1 (IKKI COMIX)

レビウス 1 (IKKI COMIX)

 

 スチームパンクの機械格闘マンガ。

最初から世界を意識しているということで通常とは逆向きの仕様なので慣れるまで読みにくすぎて困った・・・。

生前はほとんどその才能が理解されず、死後、評価された天才と言えばゴッホ宮沢賢治が有名ですね・・・。

 

レビウス コミック 1-3巻セット (IKKI COMIX)

レビウス コミック 1-3巻セット (IKKI COMIX)

 

 

 

kaitoster.hatenablog.jp

 

 

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サクラダリセット WITCH.PICTURE and RED EYE GIRL(2)

「どうすれば強くなれるんですか?」

(中略)

「端的には、自分が強いのだと思い込むことだね」

「思い込む、ですか?」

「そう。根拠なんかなくてもいい。自分は強くて、なんだってできると信じる」

(中略)

「弱さというのは、とても心地がいいんだ。弱いからできないと言ってしまえば楽になれる。だからわりと簡単に、人は自分が弱いのだと認めてしまう。でもね、それを止めればーー自分が弱いのだと認めなければ、少なくとも何も諦めないでいられる」

(中略)

「でも、それで失敗しませんか?」

 根拠のない自信を持つというのは、とても怖い。

「そりゃ、もちろん失敗するよ。でも失敗しても、まだ自分が強いのだと信じ続ければいい。成功するまで繰り返せば、いつかは成功する」

「いつまでも成功しなかったら?」

「さあね。僕は見たことがないけれど。でも、死ぬまで失敗し続けられる人間を、弱いとは言わないんじゃないかな」

 

 

実写映画もアニメもなんだか微妙なまま終わってしまいそうなサクラダリセット

何年も前にネットで面白いラノベがあるよと聞いて全巻買ったんだけど、積んだまま状態なのを部屋の本棚から探したら二巻だけ見つかったのでそれを読む。

村上春樹ラノベ書いたみたいな文体だなという印象。

実写映画化やアニメ化を提案したプロデューサーの人たちは、スポンサーに「村上春樹ラノベを書いたみたいな作品なんです!絶対に映像化いけますよ!」みたいな提案をして売り込んだのだろうか・・・。

今頃映像化を企画した人たちは莫大な赤字の金額を見て頭を抱えているんだろうなあ・・・。

 

村上春樹が全部悪い(ということにしよう)。

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ラノベにポストカードが挟まっていたので写真上げてみる。

今となってはなかなか貴重な販促商品かも。


野村周平、黒島結菜、平祐奈が熱演 映画「サクラダリセット 前編」予告編


映画『サクラダリセット 前篇/後篇』予告編


4月放送開始!TVアニメ「サクラダリセット」ティザーPV

ともだちをつくろう。(2)

「最近旅行に行くために貯金してるんだ」

「へえ、どこに行きたいんだ?」

「日本各地にある有名なパワースポットだ」

「意外なチョイスだな」

「ちゃんと俺なりの理由はあるんだ。大地の気がみなぎる荘厳で神聖な場所で・・・ソシャゲのガチャを引けばいいのが当たる気がするんだ」

「バチが当たるわ」

 

逆に言えばソシャゲのガチャを引いていいのが出る場所が真のパワースポットと言えるのでは。

ともだちをつくろう。(2)<完> (星海社COMICS)

ともだちをつくろう。(2)<完> (星海社COMICS)

 

 「ククク・・・『離乳食』か・・・」

「男がそう簡単に乳離れするとでも・・・?」

「なんで偉そうなんだよ」

 

もしも、男が成人になっても女性の乳に全く興味を持たなくなったら、あっという間に人類絶滅しそう・・・。

ともだちをつくろう。(1) (星海社COMICS)

ともだちをつくろう。(1) (星海社COMICS)

 

 ぼっち女子と変態男子の4コママンガも最終的にはカップル成立して終了となりましたね・・・。

 

オリオリスープ(2)

 「ハチ公、お前さんソバの旬を知ってるかい?」

「なんだよウンチクかよ。旬なんてあんの?」

「秋だそうだよ。お江戸の人たちはそのときを首を長くして待ったらしい。いつでも食えるのにアホみたいだろう? 旬だのイキだの、んなこたぁ生きてく上で何の役にも立ちゃしない。過ぎる季節を楽しむのも、お前さんの凝った装丁も、あたしの絵も、この子が夢中になるものも・・・役に立ちゃしないけど・・・いいじゃないかそれで。

 〝豊かさ〟なんてなぁ、たいていなくても困らないもんでできてんのさ」

 

オリオリスープ(2) (モーニング KC)

オリオリスープ(2) (モーニング KC)

 

 本の装丁デザイナーをする独身女性が主人公のグルメマンガ。

とにかく絵が緻密で見ごたえがありますね・・・。

 ファンタジーマンガとか描いたらぴったりの画風というか。

下のリンク先で何話か無料で読めるので、まだ未読の人は読んでみてはいかがでしょうか。

 

オリオリスープ 1、2巻セット

オリオリスープ 1、2巻セット

 

 

www.moae.jp

 

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黒白(中)

 「動物は『なぜ生きるか』などと考えない。

 そんな問いは無意味だからだ。

 その無意味さに耐えられなくなった我々の始祖は、無を有に転じる手段を発明した。

 それが『物語』だ。

 ヒトは『神』をつくり、世界をその工作物だと区切った。

 『生』を善とし『死』を悪とした。

 宇宙にははじまりも終わりもなく、今この瞬間も世界は無限の混沌のままにある。

 しかし人間だけが『物語る』ことによって世界を有限に閉ざしたのだ」

 

黒白(中) (イブニングコミックス)

黒白(中) (イブニングコミックス)

 

 鳥観察マンガ「とりぱん」で知られる女性漫画家さんの初の長編マンガ。

現代版ゆきおんな物語。

大抵はバッドエンドにしかならない雪女を、村の幸福のために利用するという設定は興味深かった。 

黒白 コミック 全3巻完結セット

黒白 コミック 全3巻完結セット

 

 

 

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朱黒の仁(3)

 「真田は弓矢の家だ。父母を忘れ己の身を忘れても、主君の御為に最期のお供をせねばならぬ。忠義名利を重んじる事。それが弓矢の家に生まれた者の生き死にだ」

「・・・・・・ですが・・・・・・父上ッ」

「離れて死のうと、いずれ冥途で巡り会う。暫しの別れを悲しむな大助。

 前を見よ。冥途であろうと私は必ずそこに居る。必ずだ」

 

朱黒の仁 3 (Nemuki+コミックス)

朱黒の仁 3 (Nemuki+コミックス)

 

 「天地明察」のコミカライズで知られた漫画家さんではあるが、オリジナル作品も素晴らしいクオリティで驚いた。

 今年の大河ドラマの影響で沢山の真田幸村マンガが出版され、自分も何作か読んだが、その中でも圧倒的な面白さを誇ったのがこのマンガだった。全三巻でコンパクトにまとまっているのもオススメ。

 

朱黒の仁  壱 (Nemuki+コミックス)

朱黒の仁 壱 (Nemuki+コミックス)

 
朱黒の仁  弐 (Nemuki+コミックス)

朱黒の仁 弐 (Nemuki+コミックス)

 

 

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言解きの魔法使い(2)

 「・・・・・・そうだねえ、・・・・・・判り易く言うと・・・・・・ここにある半分飲んでしまった紅茶を、再び満たすにはどうしたらいいと思う?」

「・・・・・・? 紅茶を淹れればいいんじゃないですか?」

「そのとーり! じゃあ紅茶がない場合は?」

「・・・・・・薄くなりますがお湯を入れます。」

「湯がなかったら?」

「・・・・・・・・・水でも入れりゃあいいんじゃないですか。」

「そう、つまりそういうことだ。

 魔法使いになる奴はね、そこに例えばインク瓶をぶちこむんだ。」

 

言解きの魔法使い(2) (サンデーGXコミックス)

言解きの魔法使い(2) (サンデーGXコミックス)

 

 長年探していた行方不明になった親友が魔女に囚われ、魔女の持つ図書館から逃れられない呪いをかけられ、その代償として文字と言葉を操る魔法使いに成り果てていたことを知った主人公が親友を助けるために自分も魔女の図書館に住むことになったお話。

自分の死んだ息子を本にして息子の命を延命し続ける魔女とか、婚約者を滅多刺しにして殺害することで魔女の力を得た女性とかきれいだけど怖い女の人がいっぱい出てくるマンガですね。

 

言解きの魔法使い 1 (サンデーGXコミックス)

言解きの魔法使い 1 (サンデーGXコミックス)